旅の記録:バリ スミニャックでヨガ
9月に1週間ほどバリに行ってきました。
毎回我々の旅の目的はのんびり気楽に過ごす、これに尽きるのですが、この旅で私が密かに目論んでいたのは現地でヨガのクラスに参加するというもの。できれば街中にあるヨガスタジオにドロップインしたいなー、と考えておりました。バリでヨガ=ウブドというイメージですが、今回は海側の滞在だったので、滞在先の近所でトライしてみることに。
着いた日はヴィラのプールでのんびりしたり、近所(滞在はスミニャック)に晩御飯を食べに行ったりして過ごし、2日目の朝に早速行ってみることに。旦那さんにはヴィラでゆっくりしていてもらいます。tripadvisorで場所と口コミ、更にスタジオのオフィシャルサイトでクラスの内容とスタート時間をチェックして、いろいろ考えた末に今回はPrana Yogaというスタジオに決めました。(Prana Spaというスパに併設されたヨガスタジオです。)他にもいくつか行ってみたいところがあったのですが、朝一はマイソールクラスが多く、今回は先生のデモも体験したかったのでこちらに決めました。
前夜ヴィラのバトラーさんに相談すると、朝はスタジオまで送ってくれるというので、7:00にフロントで待機。7:15には目的地に着きました。
まず、入ってすぐのレセプションでヨガクラスに参加したい旨を伝え、リストに名前を書き込み、(日本のヨガスタジオで初めて参加する際に記入するような同意書は特になし)参加費をキャッシュで支払います。この時は130,000ルピア(950円くらい)でした。日本のスタジオに比べたらやはりかなりお安いです。
ちなみに、早朝なので到着直後はレセプションは無人…。中庭にいたお掃除のお兄さんに「ヨガに参加したいんだけど」と伝えたらレセプションに行ってと言われ、ウロウロしていたら係りの人が現れました。
支払いをすませると、「スタジオは上だよ」と指さされるので、その先を目指して階段を上がります。スタジオは2階にあり、中庭から直接上がっていけます。とても可愛らしいパティオにしばし見惚れました。
その日はGentle Udana Flowというクラス。(事前にネットで調べた時はHathaだった気がする)Udanaは5つのPranaの中の一つ。咽喉から頭頂まで機能し、エネルギーを脊柱下部から頭脳に上昇させます。立つこと、話すこと、熱意や意思にも関わるとされています。
スタジオに入ると、ガネーシャが出迎えてくれました。広々として天井も高く、雰囲気があってテンションが上がります。
が、誰もいない…。本当にここであってるかな、とまたオロオロしていると満面の笑みの先生が現れました。あれ、今日はプライベートレッスンかな、どこから来たの?など話しているうちに7:30になり、やはりマンツーマンのクラスが始まりました。(結果的に950円でこの経験!しかもプライベート!と思えるほど、贅沢な内容でした。)
アジャストが結構力強かったり、ミラーリングも無しだったり、いろいろ新鮮。朝からしっかり呼吸も入れて全身が開いていき、本当に心地よい時間でした。結構難易度の高いポーズも入ってきて、かなり汗をかいたので、シャバアーサナは極上。クラス後に「東京で教えてるの?」とか「その柔軟性を大切にして、毎日プラクティスしてね」とか、また少しお話ししてクラスを後にしました。いつかまたこの先生のクラス受けたいです。(後で先生のことを調べてみたら、シバナンダヨガの先生だったようです)
帰りはまたレセプションに行ってタクシーを呼んでもらいました。
ちなみに、ヨガマットはたくさんあって、無料で借りられます。2日後にまた別の先生のクラスに行ってみましたが、その時はLAからバケーションで来ているマダムと二人でした。(普段は子育てと仕事でヨガに全然時間が取れない!とぼやいてました)
先生やクラスの構成を楽しめるのはもちろんですが、海外でヨガをすると、気温や湿度の違いと自分の体の関係にも気がつきます。こちらのスタジオ、広々として流れている空気も良いですし、雰囲気もフレンドリーで気さくな感じでオススメです。ある程度英語が理解できるか、全くの初心者でなければ楽しんでプラクティスできると思います。
音楽は世界言語!の感覚と同じように、ヨガで生まれるコミュニケーションや喜びの共有も楽しみの一つになりました。次はどこの国でヨガできるかな。